個人用としてのIaaS/PasS比較
今使ってる個人用仮想サーバーがGMOのVPSで、結構前から使っててCentOSがめちゃくちゃ古かったり(5.5だったw)、そのプラン自体がそろそろなくなってしまうということだったり、寿司を送り合うコミュニケーションツールを作ってるのでせっかくそれをデプロイするなら別サーバーに移行しようということになった。
以下の選択肢を検討してみる。
DigitalOcean
今はフルタイムの方ではAWSを、その他のプロジェクトではDigitalOceanを使ってる。DigitalOceanはそういう用途でかなりアリだなと思っていて、
- 別々のインスタンス立てるのが楽 => プロジェクトごとにマシンリソースも共有なのはイヤだしインスタンスをドメインごとに管理するのがすごく見やすくて楽だ
- スケールがめっちゃ楽 => インスタンスをpoweroffしてあとはGUIでポチポチするだけ
- 安い => メモリ512MBの最小インスタンスなら$5/month (2015/12/14現在)
- PaaS的な使い方もできる => 最初からもろもろアプリケーション用の環境がセットアップされてる状態にしてくれる。ただしサーバーの初期設定とかサーバーのチョイスがかなりイケてないのでどちらにせよ改修は必要
とかなメリットがある。よくない点としては
- 日本リージョンがない
- スペックあげるとなんか安くない気がする (ドルだし実際払ってみると割高感。。。笑)
みたいな感じかなぁ。
AWS
そしてAWS(EC2)のメリットは、
- 自由 (なんでも出来る!!)
- めちゃくちゃサービスの種類ある (なんでも出来る!!)
- スケーラビリティも最高!!
- 1年は無料 (EC2通信料すぎると課金だけどどんくらいか忘れた)
- 日本リージョンもある
って感じで最高だなという感じなのですが、なんといっても
- 高い(1年目EC2でもRoute53使えば有料)
- その上コストがめっちゃ見積もりづらい
という個人用で使うには極限に大きな壁があるw
うーむ。。。
VPS
さくらさんとかのVPSのメリットは
- コストが算出しやすい
- (もちろん)日本リージョン
- 結構ちょいちょいサーバーを無料提供してくれたりする
とかかなぁ...。(あまり思いつかなかった)
デメリットは、
- 作ったり壊したりきつい(契約で初期費用とかちょいかかったり...)
- スケーラビリティがびみょい
とかかなぁ。自分としてはこの2つはかなり重要なのでつらいかなという印象。。。
Heroku
そしてきたHeroku。以前は非常にお世話になってましたが例の値上げ&6時間休眠のプライスアップ以来使ってない気がします。
Herokuのメリットは、
- デプロイがとにかく簡単!(ヤバい)
- スケーラビリティが最高(ヤバい)
- 1日18時間稼働までなら無料!(惜しい)
- 日本リージョンできた!! (2015年9月くらい確か)
ということでとにかくインフラ何もせずにアプリケーションの開発に夢中になれます。まぁでもサービスやる上でPaaSって意外と身動き取りずらいなと思う部分は多々あって、、、
- ひとつのサーバーで複数のアプリ動かしたいな...(諸事情)
- Websocketは別プロセスがいいな...
- 意味なく時々htopを眺めたい
- /etc/init.d/nginx startしたい
とかとか結構細かいところでうぐぐってなることが多い気がします。
ということで
1年間無料だし仕事でも使ってて一番なれてるし自由だしということでAWSに個人用のアプリとか載せて運用してみようと思います。まじで請求には気をつけよう。。というかその分ちゃんと保守するでしょう的な目論見もあるw
GCPとかも気になるけどどうなんだろう。
あとは...自宅ラック...とか???