【CentOS】PHPのインストールと設定
今開発中のiOSアプリ、コーヒーノートのサポートサイトを製作したのですが、ユーザの方がリクエストとかを送って下さった時に自分のメールアドレスにメールが届いたらすぐ見れるのでそうしよう、と。
デザインは徹夜でゴリゴリとCSS書きまくったのだけど肝心なPHPがサーバーにインストールされていないことに気付く。
といことで良い機会だしサーバーにPHPをインストールしてその設定もするところまでをまとめておいてまたなんかあったときのために記事にしておく。
参考記事は以下。
Apache2 PHP5 インストール | CentOSサーバー構築マニュアル
設定ファイルのパス等はCentOSでのものなのでご了承ください。redhatのバージョン情報は下のような感じです。
# cat /proc/version Linux version 2.6.18-194.17.4.el5 (mockbuild@builder10.centos.org) (gcc version 4.1.2 20080704 (Red Hat 4.1.2-48)) #1 SMP Mon Oct 25 15:50:53 EDT 2010
PHPインストール
$ yum -y install php php-mbstring php-mysql
[root@sub0000539504 ~]# php --version PHP 5.1.6 (cli) (built: Nov 6 2014 12:25:07) Copyright (c) 1997-2006 The PHP Group Zend Engine v2.1.0, Copyright (c) 1998-2006 Zend Technologies
うん、入ってる。
httpd.conf編集
続いて実際にphpファイルを使用可能な状態にする設定。httpd.confをいじります。パスは/etc/httpd/conf/httpd.conf
以下で、ディレクトリ指定のリクエストに対して返すデフォルトのファイルにindex.phpを追加。
$ vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
DirectoryIndex index.html index.html.var index.php
続いて.phpファイルを使えるように設定。
# If the AddEncoding directives above are commented-out, then you # probably should define those extensions to indicate media types: # AddType application/x-compress .Z AddType application/x-gzip .gz .tgz AddType application/x-httpd-php .php # 追加
AddTypeやMIMEタイプについて知らなかったのでここの記事でまとめた。
php.ini
$ vi /etc/php.ini
変更点は以下。
expose_php = Off ; phpのバージョンを露出しない max_execution_time = 300 ; Maximum execution time of each script, in seconds もっと長ーく。 default_charset = "UTF-8" ; デフォルトの文字コードをUTF-8に post_max_size = 20M ; もっと大きめでも許して upload_max_filesize = 20M ; もっと大きめでも許して date.timezone = Asia/Tokyo ; タイムゾーンの設定 mbstring.internal_encoding = UTF-8 ; 内部文字エンコーディングの変更 mbstring.http_input = UTF-8 ; httpd文字入力の文字エンコーディング変更 mbstring.http_output = UTF-8 ; 出力も mbstring.encoding_translation = On ; 内部文字エンコーディングの有効化
apacheの再起動
設定できたらサーバーを再起動
$ /etc/rc.d/init.d/httpd restart
以下のようになればok
Stopping httpd: [ OK ] Starting httpd: [ OK ]
phpの設定確認
そしてphpの設定はphpinfo()
という関数によって吐き出せるらしい。
参考記事に書いてた方法は以下。
$ echo "<?php phpinfo(); ?>" > /var/www/html/info.php
これでドメイン名/info.php
にアクセスすればおなじみにphpの設定情報画面を見れる。
ということでphpの設定でしたー!
こういうの自分でしないとサーバの勉強がいっこうに進まないことを学べました...!!